伊藤忠商事はどんな会社?会長がビッグモーター買収を検討する理由はなぜ?

テレビ

どうもみなさん、にわうちです。

先日、不祥事に揺れるビッグモーターの買収伊藤忠商事を含めた3社検討している、というニュースが流れました。

正直なところ、信用を失い経営が傾きかけているビッグモーターの買収をこのタイミングで検討することの理由がわからず頭にクエスチョンマークを浮かべた筆者。

それといつもの浅学により伊藤忠商事という会社がどんな会社かもわからなかったため、そちらも調べてこの記事に載せることにしました。

伊藤忠商事ってどんな会社なの?」「なぜ会長はビッグモーターの買収を検討してるの?」という方はぜひ最後までご覧ください!

おさらい:ビッグモーターの不祥事とは

では、まず問題のビッグモーターの不祥事からおさらいしていきましょう。

これは、一言で言えば自動車保険の保険金を不正に受け取るため、故意に買い取った車体を傷つけるなどの問題行為がいくつかの店舗で確認されたことが原因となっています。

さらに、この問題に対してビッグモーターの社長が記者会見を行い、筆者もちらっと中継を見たのですが、終始いまいち要領を得ないことを言っていたり、あくまでも現場の判断でそういうことをしたのであって私は知りませんでしたといった、まるで他人事のような態度だったのを覚えています。

その後、社長の兼重宏行氏は辞任。新たに和泉伸二氏を社長とし再建を目指して動き出しましたが、失った信用は大きく、現在に至るまで苦しい状況を強いられています。

伊藤忠商事はどんな会社?

次に、ビッグモーターの買収を検討しているという伊藤忠商事がどんな会社か見ていきましょう。

伊藤忠商事株式会社は、大阪と東京に本社を置く大手総合商社です。

総合商社のため繊維や金属、機械にエネルギーに情報、金融や投資など非常に幅広いビジネスを国内外にて展開しており、不景気の中でも安定した収益を挙げ続けている凄い商社。

5大商社という、三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅の5つの総合商社にも含まれている日本を代表する商社なんです。

会長がビッグモーター買収を検討する理由

そんな伊藤忠商事ですが、なぜ経営が傾いた状況のビッグモーターの買収を検討しているのでしょうか。

CEOである岡藤正広会長は、ビッグモーターの再建について「出来る限りやりたいが、利益よりも信用を失うことのないようにしないといけない」と述べています。

ビジネスの世界では、信用は利益よりも重視されることが少なくないと言います。

納期に遅れない、虚偽や不確かな情報のない報告をしないなど、当たり前といえば当たり前ですがそれをしっかりやっている会社ほど信用を得やすく、それが取引を広げ利益を出すことに繋がるからです。

会長のこの言葉は、今の信用が落ちているビッグモーターに手を貸すことによって、自社まで非難を受けて利益を損なうことを懸念してのことだと思われます。

一方で、これが慈善事業ではなくビジネスの話である以上、ビッグモーターの再建に手を貸すことによる伊藤忠商事側のメリットが何かあるはずです。

買収のメリット

買収を検討しているのは伊藤忠商事とその子会社である伊藤忠エネクス、そして投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズの3社です。

会社を二つに分割し、中古車販売や整備などのビッグモーターの事業を引き継ぐ新会社を設立した上で、この会社を買収する計画案を検討しているという3社。

この買収によって3社が得るメリットですが、これは全国に展開するビッグモーターの店舗を利用することによる事業の拡大・強化を図る狙いがあるものと見られています。

まとめ

というわけで、今回は不祥事により苦境に立たされたビッグモーターの買収を伊藤忠商事など3社が検討しているというニュースについてご紹介しました。

果たして買収は成立するのか。そしてビッグモーターは新会社へと生まれ変わり、失墜した信用を回復して苦境から抜け出すことができるのか、今後とも注目です。

それではまた!

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