どうもみなさん、にわうちです。
今回はちょっとしたきっかけがあったので、一風変わった内容をお届けしたいと思います。
現在躁うつ病と言われている筆者ですが、本ブログをはじめ今の生活から抜け出すために色々とやっており、みなさんがイメージするうつ病の人とは違う印象を持たれるかもしれません。
しかし、筆者もうつ状態時は気分が際限なく沈み込み、自己嫌悪やフラッシュバックなどではっきり言って死にたくなることがまったくないわけではありません。
しかし、そんな状態から筆者は無理やり抜け出す方法を持っているのです。今回は、そのマインドセット（考え方）を紹介したいと思います。
始めるにあたり、みなさんにあらかじめ二つ、注意しておくことがあります。
一つは、今回の記事はおそらく後にも先にも二度とないくらい刺激的な事をガンガン言っていくつもりだということです。
まるで整合性のない極論、暴論も飛び出しますが、やる気が出れば万事オッケーということで、正当性とかそういう類いは一切考慮していません。そこは筆者にとって全然重要なことじゃないので。
なので、読まれる際は注意してください。別に誰かを批判するとかじゃないので、そのへんはご安心くださいね。
もう一つは、これからの内容はあくまで筆者が自身のやる気を引き出す時にやっている考え方についてですので、誰にでも効き目があるよ！とは言えません。
では、これらを理解していただいたところで、さっそく内容に入っていきましょう。
本記事執筆のきっかけ
最初に、本記事を書くことになったきっかけをお話ししたいと思います。
きっかけは昨日の朝、筆者が通勤のため駅に向かっていた時のこと。強めの雨が降っており、雨傘を差しながら歩いていたのですが、途中で学生さんとぶつかったのです。
その学生さんは横に友人二人と三人並ぶ形で、なぜか傘を正面に構えながら歩いてきました。
当然筆者は避けようとしたのですが、傘の幅を合わせると道が完全にふさがれてしまっており、避けるには車が走る道路に出なければいけない状況。
立ち止まった筆者ですが、十中八九傘しか見えてないだろう学生さんが止まるわけもなくそのまま正面衝突。
その学生さんは筆者から見て特に何かリアクションすることもなく、友人に笑われながら歩き去っていきました。
さて、その後電車に乗った筆者ですが……包み隠さず正直に申し上げると、まあ内心範馬勇次郎ばりにキレ散らかしておりました。
元来、HSPかつ発達障害持ちとされる筆者はそういった嫌な出来事に対し、常人の比ではないストレスを受けていると医師から言われています。
20年以上前の出来事だろうと酷いものは夢にまで出るため（PTSDのような症状）なかなか忘れることができません。
あのパラソルファランクスボーイはたぶん鞄を探っている最中だったんだろうと思いますが……。
じゃあ立ち止まってやりなさいよ、なんて感じで終日イライラは収まらず。そもそも普通の人ならたかがぶつかった程度でそこまで考え込んだりしないと思います。
ですが、その嫌な出来事が結果として筆者に凄まじいやる気を出させるきっかけとなりました。
その夜、友人にそのことを話したところ「記事のネタにしたら？」との言葉をもらったのが今回の記事執筆のきっかけです。
凹んだ状態から立ち上がるためのマインドセット
鍵は○○○
さて、「もったいぶらずに早く教えてよ！」という方がいるかもしれないので、早速一番重要なことをお教えします。
筆者のやる気に最も火をつけるもの、それは復讐心です。一気に怪しさが増しましたね。
ですがご安心ください。ここで言う復讐の対象は特定の誰かというわけではありません。
では何に復讐するのか。それは、自分の境遇にです。
これだけでは伝わらないと思いますので、筆者の例を挙げたいと思います。
筆者の境遇Part1
筆者はHSPでADHDでPTSDで発達障害の躁うつ病。
どんなに些細なことでも嫌な出来事をいつまで経っても忘れることができず、特に精神が不安定な時はフラッシュバックが起こり、安眠もとれません。
そのせいかストレスに激弱な体質をしており、ストレス性の頭痛、腹痛、じんましんなど多種多様な症状に日々悩まされています。
結果、同じ職場に長く居続けることができず、数年おきに仕事を変えるおかげで近年は採用もされ辛くなってきて割と崖っぷちの状況に。
しかし家族には筆者が躁うつということを信じてもらえず、「あんた普通に見えるから大丈夫だよ」と専門家でもないのに適当なことを言われ、「バイトじゃ一人で生活していけないから」と就職をせっつかれる始末。
相当に思い悩んだ筆者。しかし、苦悩の中で転機となる考えに辿りつきます。
何が悪かったのか？
不安定なメンタルと体調に加え、周囲からの理解も得られず。絶望的に追い詰められた筆者ですが、そもそも何が悪かったのでしょうか？
筆者の境遇Part2
自分で言うのも何ですが、学生時代の筆者は優等生ではありませんでしたが模範生ではあったと思います。
しかし容姿と運動面で「できない子」だった等の理由から校内では舐められがちでした。
体育のバスケでボールを持ってないのにラグビーみたいなタックルを受けて床を滑ることになったり、部活の朝練終わりの着替え中に二階から先輩（部長）に制汗剤を頭から一瓶まるごとぶっかけられたりとか。
社会人になってからは運悪くエンジニア職特有の突発的な残業にあたって月38時間の残業をするものの見なし残業代のせいで3000円程度しか給料は増えず、精神の疲弊に引きずられるように体調が悪化し退職。
実家に帰ると自分のスペースは既になく、寝室にあるアイロン台の上にノートパソコンを置いたものが自分の居場所。真後ろには室内干しのスペースと乾燥機があり、雨の日は暑い臭いうるさいの三重苦。
バイトを十数件受けるも採用されず、結果しか伝えられないので次にも活かせず落ち続け、最終的には派遣に落ち着き肉体労働多めの仕事でお金を稼ぐ日々。
給料からは所得税が毎回20%近く引かれ会社員時代より収入は落ち、常に節約を考えながら我慢を重ね。
家では遠巻きに聞こえる家族の会話がすべて自分のことではないかという妄想に悩まされ、公務員や正社員などの就職をせっつかれ胃痛を患い、なるべく人に関わらなくて済むような仕事を探すも反対され過呼吸の発作に襲われ。
なぜ筆者はこんなに苦しまなければいけないのでしょうか？
そして火がつく
そして筆者は悩んだ末に一つの結論を得ます。
何もかも自分が"弱者"なのが悪い
この場合の弱者とは資本主義の日本社会における力のない人ということ。つまり「お金がない人」ということです。
例えば筆者が潤沢に資金を持っていたとしたらどうでしょう。
学校で酷い目に遭った時には弁護士を雇い法的手段でもってけちょんけちょんにできますし、望まない仕事をすることもありません。
お金があってやりたいことをいつでも好きに楽しめたとしたら、ちっちゃい嫌なことなんてあっという間に頭の隅に追いやられて出てくる暇なんてないでしょう。
仕事せずとも生きていけるなら家族も就職を催促したりはしないでしょうし、資金不足や時間的な余裕のなさから欲しい物もやりたいことも我慢することはありません。
きっと躁うつとも縁が無かったでしょう。
考えてみれば、当たり前のことですよね？ですが筆者はこの時それをはっきりと意識しました。
筆者を取り巻く問題のほとんどはお金のなさに起因している。そう考えるとともに、ふつふつと怒りがこみ上げてきました。
ネガティブの極みから一転、キレて萎んだ心に火がついた筆者。これまで自分を苦しめ続けてきた境遇に復讐することを決意します。
早い話が「こんなのが自分の人生であってたまるか」という感じにキレたわけですね。
筆者が大好きなシャングリラ・フロンティアの原作にもゲーム内の会話で「復讐は最高のメンタルセラピー」というフレーズが出てきます。
「架空の話を真に受けるんじゃないよ」と思われるかもしれませんが、役に立つ考えならなんでも使えばいいのです。筆者の闘志を後押ししてくれたこのフレーズはかなり役に立ってくれました。
思考の転換が起こる
さて、ここまでの内容を端的に言ってしまえばキレて頭がおかしくなった筆者。
同時に大幅な思考転換が起こり、以降の生活に変化が現れます。
思い返せば筆者はゲームや動画などの娯楽に対して、これまでいつも内心「こんなことやってる場合じゃないだろ」といった焦りを抱えながらやっていたような気がします。
しかし、変化後はそれらを全て「自分がやる気を出すために必要なこと」と受け入れて心の底から楽しむようになりました。
ADHDの影響か発達障害の影響か、一つのことに集中することが極めて苦手な筆者。
なのでテンションが振り切れた時以外は基本的に動画や音楽を流しながら作業していますが、正直効率がいいとは思いません。
ですが無理に禁止するとなぜか高確率でただ椅子に座ってるだけの人になっていたので、吹っ切れて受け入れた後は後ろめたさが消え、ストレスも減少。
あとは、どんなに小さな嫌な出来事でもすべて前述した境遇への怒りに変換して行動に移すようになりました。
「何か嫌なことがあった」→「自分を取り巻くこの状況（お金がない）が悪い」→「冗談じゃない早く抜け出してやる」と行動するようになったわけですね。ものすごい暴論です。
ですが行動に繋がるならそれで良し。行動しなければ望む未来を掴み取れる可能性はゼロですからね。
おかげで嫌な出来事は胃痛、頭痛、腹痛のタネからブースターへと変貌しました。それはそれとして嫌なものは嫌なのでない方がいいし許しませんが。
なので現在の筆者は、プライベートな時間のすべてを娯楽を楽しみつつ現状から脱却するための作業、つまりお金を稼ぐために教えを受けたり実践したりといった作業にあてています。ブログもその一環ですね。
以前と比べてストレスは激減し、腹痛の頻度は週5くらいから週0～1になりました。
躁うつやADHDなんてもう気にもしてません。「それどころじゃねえんだよ！」って感じです。
PTSDのフラッシュバックも覚めた直後に妄想の中でぶっ飛ばして怒りのままにすぐさま作業に入るようになり、最近はずっと来てません。
この思考転換によって、少なくとも今にも潰れそうだった以前よりはずっと健康的に日々を過ごせるようになりました。
まとめ
さて、ずいぶん長々と話してきました。
キレたテンションのまま一気に書き上げたので、なんだか回りくどいというか意味不明なところもあるような気がします。ので、簡潔にまとめます。
・凹んだ時はなぜ自分がこんな目に遭っているのか原因を辿りましょう ・その原因（境遇）に対して思いっきりキレましょう ・キレた勢いで怒り（復讐心）を燃やし、原因をぶっ飛ばすための行動に移りましょう
こんなところですかね。滅茶苦茶ですね。ですがとにかく行動することが自分を苦しめる現状を打破する一歩となるのです。
とまあ格好つけましたが、正直誰にでもこれが通用するかはわかりません。この記事で語った内容の何かがみなさんの糧になれたのなら幸いです。
それではまた！
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