どうもみなさん、にわうちです。
突然ですが、みなさんはレールガンを知っていますか?
昨日、衝撃的な動画が公開されました。
公開者は防衛装備庁。防衛省に属する組織として装備品等の研究・開発や生産の研究等を日夜行っているところです。
その防衛装備庁が、レールガンの射撃動画を公開したのです。
レールガンといえば、電撃文庫の超人気作品「とある科学の超電磁砲(レールガン)」で超能力者である主人公御坂美琴が使ったり、カプコンが誇る大人気サバイバルアクションホラーゲーム「バイオハザード」で知っている方も多いと思います。
ロマンたっぷりのいわゆるSF装備というイメージがあったレールガンですが、ついに現実で見ることができるとは……!
今回は「レールガンってなに?」という方にもわかるようにレールガンの解説を含めて、公開された動画について紹介したいと思いますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
レールガンとは?
ではまず、レールガンについて簡単に解説したいと思います。
レールガンとは、早い話が物体を磁力でもって加速して撃ち出す装置のことです。
レールに弾となる金属を乗せて電気を流せば磁力が発生し、加速した弾がズドン、というわけですね。
仕組みとしてはそう難しいものでもない(らしい)のですが、加速が大きくなるにつれて空気との摩擦熱等のエネルギーロスが大きいらしく、レール自体の耐熱性などの耐久力も要求されるのが弱点だとか。
公開された動画
では本題となる、公開された動画を実際に観てみましょう。
こうして見ると、一見して通常火器の射撃試験とあまり差がないような印象を受けます。
しかしレールガンの特筆すべきところは速度とそれにともなう射程距離。
偉大なるWikipedia先生によればレールガンの最大速度はおよそ8km/s。動画のレールガンはそのへんのデータが公開されていないため不明ですが、戦車砲でも1~2km/s程度であることを鑑みてもとてつもない速度が出ていると思われます。
射程も米国製レールガンがおよそ200kmだったことからそれに比肩するレベルの有効射程距離が出ていると思われますので、いずれにせよ数々の創作に登場したロマン装備に恥じないだけのスペックがあることは間違いないでしょう!
メーカーはどこ?
動画の注釈によれば、今回のレールガンの試作品を製作に関わったのは「株式会社日本製鋼所」というところ。
鉄鋼製品や産業機器、防衛機器など幅広い製品を開発する会社ですね。
防衛機器ということは、今回のレールガン以外にも何らかの装備の開発に関わっているとみていいんじゃないでしょうか。
筆者がパッと思いつくSF装備といえばガンダムやエヴァなどのロボットとか銀河鉄道999のコスモドラグーンとかコブラのサイコガンとかですが、いつかこれらのSF装備が現実のものとなる日も来るのでしょうか。
とはいえ武器は武器なので、あまり実現してほしくない気もしますけどね。
実用化はいつ?
結論から述べると、実用化がいつ頃かといった情報であまり信ぴょう性の高いと思われるものは見つけることができませんでした。
まあ軍事関連の情報は機密情報として扱われるはずですのでそれも納得です。
もしレールガンが実用化すればよりアウトレンジから砲撃することが可能になりますので、諸外国から「日本には軍事的に手出しせず協力路線でいこう」という感じで仲良くしてもらえれば万々歳ですね。
まとめ
というわけで、今回は防衛装備庁から公開されたレールガンの射撃試験動画についてご紹介しました。
昔からあったSF装備を見ることができてテンションが上がる一方、武器ということで若干複雑な気持ちもある今回の動画でしたが、なんにせよこれからも開発は進んでいくことでしょう。
個人的にはレールガンの射程を活かして超遠距離での宅配とかどうかなと思いますが、射出の過程で荷物が燃え尽きますかね。ダメかあ……。
では今回はこのへんで、また次回お会いしましょう!良ければ筆者の他の記事も見てってくださいね!
それではまた!
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