GENKI LABOに学ぶ、実験で液体窒素を使う際の注意点!【YouTube】

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どうもみなさん、にわうちです。

みなさんは、液体窒素という物質を知っていますか?

テレビや学校において、科学の実験などでよく使われたりする面白い特性のある物質なのですが、気を付けて扱わないと危険なものでもあり、過去に何度か実験等で事故が起きています。

最近も、高知市の小学校で行われた液体窒素を用いた科学の実験で事故が起き、児童らが怪我をするといったことがニュースになりました。(参考記事

しかし筆者は学生時代、理科の先生の方針で豚の目玉の解剖鳥の脳の解剖などけっこう独特な実験も含めてかなりの数の実験の経験を通じて理科の実験が好きになったという経験があるので正直、このことで「少しでも危険性のあるものを子供が扱う実験はダメだ」となってほしくはありません。

そこで今回は液体窒素の正しい扱い方を発信できればと思い、筆者がよく見る面白い科学実験を行うYou Tubeチャンネル「GENKI LABO」の動画をご紹介します!

液体窒素で児童33人がケガ

ではまず、GENKI LABOの紹介の前に最近起きた液体窒素の事故を見てみようと思います。

どこで起きた?

事故が起きた場所は高知県の高知市

いつ起きた?

事故が起きたのは2月7日と8日の二日間です。

どのようにして起きた?

きっかけは、高知市が地球温暖化について子供たちに考えてもらおうと企画した、地元四校の小学校で行われた実験です。

液体窒素を体育館の床にまき、気化する様子を観察するといった内容の実験だったようですが、この際に液体窒素が肌に触れるなどして合計33人の児童が軽い凍傷や肌の痛みを訴えたとのことです。

GENKI LABOについて

GENKI LABOは主に科学・化学実験を行うYouTubeチャンネルで、元気先生こと市岡元気さんが毎度面白くてためになる実験をお届けしてくれています。

個人的に面白かったものを一つ挙げると、光るかき氷の回。

もうサムネがドアップの発光する謎の物体というインパクトもさることながら、作成までの過程もとても面白く、笑わせていただきました。

GENKI LABOに学ぶ液体窒素の取り扱い方

では、ここから本題の液体窒素の取り扱い方に入っていきましょう。

これについては、自身もこれまで何トンもの液体窒素の取り扱ってきた元気先生が動画で説明してくれていますので、それに沿って説明したいと思います。

液体窒素は-196℃。その超低温の特性から、よく実験や研究・実験用の試料を凍らせて保管する目的で使用されています。

そのため、注意点その1は凍傷。先述の事件でも被害を受けた児童の中には軽い凍傷やそれによる水ぶくれが見られた子がいたといいます。

液体窒素を取り扱う際は素肌に触れないようにし、安全メガネや手袋(布製ではなく革製)を付け、万が一服などに付いてしまった時はすぐに脱いで長時間肌に触れ続けることがないようにしましょう。

ちなみに、現時点で最低温度の限界とされている絶対零度−273.15 °Cですね。最高温度の方はその性質上、限界はないとされています。

そして、これは実験を見学する立場の学生さんなんかは関係ないことかもしれませんが、昔から液体窒素に密閉はNGと言われています。

液体窒素は温度の上昇であっという間に膨張・蒸発しますので、ちゃんと専用の容器と環境で保管しておかないと爆発の危険が存在します。

さらに、密閉空間における液体窒素は空気中の酸素濃度を低下させる原因となり、窒息の危険が高まります。

過去にはそれがもとで人が亡くなるといった事故も起きていますので、液体窒素を取り扱う人は注意しましょう。

まとめ

というわけで、今回は液体窒素の取り扱い方について、GENKI LABOの動画に沿って説明させていただきました。

科学の実験は本職の科学者ほどの知識がない方でもより身近に科学を感じ、その魅力に触れることができる貴重で刺激的なとても面白いものです。

だからこそ私たちがふだん火や電気を扱うように、取り扱い方を間違えれば危険もあるということと、取り扱い方を正しく理解し、「危ないからダメ」と禁止されたりすることがないように心がけていきましょうね。

それではまた!

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