どうもみなさん、にわうちです。
筆者も含め、みなさん誰もが一度は薬のお世話になったことがあるかと思います。
しかし、どの薬にも適切な用法・用量がありますよね?
日頃、要所で私たちの健康を支えてくれている数々のお薬ですが、用法・用量をちゃんと守らないとかえって健康を害する要因にもなってしまいます。
今回は、東京都目黒区の小学校で女子児童2人が市販薬を過剰に摂取し、体調不良を起こして病院に救急搬送された事件についてご紹介したいと思います。
オーバードーズ(過剰摂取)とは?
オーバードーズとは、医薬品を定められた分量を超えて服用することにより引き起こされる中毒症状のことです。
幻覚や興奮状態、強い幸福感に思考力低下、知覚過敏などの様々な症状が現れます。
早い話が違法薬物を摂取した時と似たような症状が出る、といったところでしょうか。
しかも離脱症状と呼ばれる体内から薬の成分が抜ける際の症状も重く、不安感やけいれん、動悸、吐き気や悪寒や虚脱感に襲われることもあります。
目黒区の小学校での薬過剰摂取事件
ニュースに取り上げられたのは、東京都目黒区のとある小学校。
そこで、女子児童2人が市販薬を校内で過剰摂取し、その後体調不良を訴え病院に救急搬送される事態となったことが報じられました。
搬送時、2人は意識があったという事で、現在は回復し学校にも通っているということですが、近年では他にも全国で若者を中心に同様の市販薬の過剰摂取事件が増加しており、市販薬の販売について規制強化を求める声も挙がっています。
故意にオーバードーズを引き起こす若者が多いのはなぜ?
なぜ若い人たちのオーバードーズが増え続けているのでしょうか?
一つの大きな原因は、上記のニュース画像のテロップにもある通り、SNSの普及があります。
SNSの急激な発展によって私たちはより気軽に素早く色々な情報を手に入れたり、共有することができるようになりましたが、そのぶん悪意ある危険な相手や情報にも簡単に繋がるようになってしまいました。
怖い物見たさというかダメと言われるほどやりたくなるのか、小心者で臆病な筆者は興味ないのですが、そうでない若い人たちは違法薬物と異なり、所持や入手が容易な市販薬の過剰摂取による多幸感を得られる、という情報に食いつく人が多いのでしょう。
規制強化といっても本来の用途ではない過剰摂取を防ぐためには一度に販売する量を抑えるぐらいしか筆者には思いつきませんし、それにしても数回に分けてため込んでおけば結局過剰摂取が可能となってしまいます。
難しい問題ですね……。
まとめ
というわけで、今回は東京都目黒区の小学校で女子児童2人が市販薬を過剰に摂取し、体調不良を起こして病院に救急搬送された事件についてご紹介しました。
私たちが普段何気なく服用している風邪薬なんかもちゃんと用法・用量を守らないと危険ということがわかりました。
増え続ける市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)を食い止めるには、どのような対策をとればよいのでしょうか。
今後とも、オーバードーズの問題は大きな課題となるでしょう。
それではまた!
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